グラン・ツーリスモ3 A-Spec レース(ドライブ・シミュレーション) SCE PS2
 いわずと知れたPSの大キラーソフト、GTの待望のPS2版がまさにハイグレード!な作りで登場しました。グラフィックのクウォリティはリアリティーを増し(さすがに能天気に「まるっきり実写のよう」とまでは言いません ^^;)、リプレイやデモなんかボーっと見てるとどこぞのプロモビデオでも見てるような気がしてきます。
 システム的にも60フレームの処理レートを実現して精度も上がり、操作感もなかなか良いです。同時発売のフォースフィードバック・ハンドルコントローラとの相性も抜群らしく、特にダート走行時の操作は快感だとか…って、私も購入したのですが、諸般の事情により(笑)まだその感覚を味わっていません。(あぁ早く味わいたい)
 遊べるモードは特別増えたりはしていませんが、今回i-linkで接続して対戦できるっていう機能が追加されています。が、これは周りにPS2とソフトを持ってる仲間が複数人いないと関係無いですね。(^^;)
 個人的には、今回ライセンス取得プレイで、それまでの自己ベストのゴーストカーと走れるようになったのがポイントでしょうか。場合によっては邪魔にもなるけど、そういう時は表示オフにすればいいし。ただ、この自己ベストの走行データはセーブして後で読み出すこともできるんですが、何か読み出したデータが壊れてるのか何か知らないけど、途中でおかしな挙動でコースアウトしてしまい、ゴーストカーとして役に立たなくなってしまいます。これってやっぱバグだよなぁ。まだメーカには報告してないけど、私のだけの問題てことは無いよね?
 で、アーケードモードにせよGTモードにせよ、クリアすべきレースやコースが一杯あるので全体をクリアするのには結構時間がかかりそうな感じです。ちなみに私の5月中旬現在でのクリア率は13%程度(ガレージのステータス表示)。まぁライセンスをゴールド取りながら進めているため、余計に進まないという事情もあるので(笑)ちょっと方針変えて、とりあえずライセンスは全部取ってしまおうかとも思ってます。

はたらくチョコボ 開拓シミュレーション スクウェア WSC
 FFでブレイクしたチョコボを題材にしたワンダースワンのゲーム。最初からカラーにも対応したソフトとして本体よりも前に発売されたもの。内容はどこかの国(大陸)でチョコボを使って土地を開拓しよう!ついでにチョコボとも仲良くしよう、といった感じ。チョコボ好きにはたまらんゲームだろう…と私も思ったのだが、実際にプレイしてみたらちょっと期待外れ感が大きかったかも。
 グラフィックはカラーだと確かに綺麗なのだが、チョコボのキャラグラは種類による区別が大雑把にしかできないし、ゲーム性としても大筋はなるほどって感じもしたけど、戦略性のバリエーションとかもあんまり無くて、しかも売りのハズであるチョコボとのコミュニケーションもあまり感じられず、プレイしててあんまり楽しくない。実際私自身は早いうちにアキてしまいました…そんなつもりなかったのに(;_;)

シスター・プリンセス 恋愛シミュレーション メディア・ワークス PS
 内容的には「とことん妹と仲良くしよう!」といたってシンプルなコンセプトのソフトなのだが、個人的にはちょっとしたカルチャーショックを受ける位凄いソフトだった。何が凄いって長男である主人公の下に妹が12人もいることだ。しかも何故こんなに妹がいるのか、両親はどうしているのか(ゲーム中には登場しない、主人公は1人暮らし)、何故一緒に住めないのか(全員バラバラに親戚かどうかも定かではない他の家に預けられている、しかもそれぞれがその家の養い親のことをごく自然に「パパ・ママ」と呼んでいる)、等の多くの謎については問答無用なのである。んー豪快(^^;)
 システム的には非常にシンプルで、シミュレーションというよりはテキストアドベンチャーという感じ。要は途中で出てくる選択肢によってイベントやエンディングが変わってくるだけです。ときめもタイプのように何かスケジュールしたりクイズに答えたりなんてのはありません。(^^;) で、終わり方として血縁エンディングというのと非血縁エンディングというのがあるのだが、血縁エンディングはやっぱり危ない(^^;) 非血縁エンディングの方がなんぼか納得というか安心できるぞ、という感じ。
 今時いくら2枚組みだからってこの値段でこれだけの内容って、ちょっと詐欺みたいに感じるんですけど…でも人気あるみたいですね。
 そう言ってる自分も何だかんだでもう4キャラ分クリアしちゃったりしてるんですが、かなり作業入ってます。他のキャラのエンディングも気にはなるんだけど、ストーリー的にも薄いし、そろそろ飽きてきました。

さらに2人ほどクリアしてみましてみたところで…アキました(^^;)この辺で終わりかな

バイオ・ハザードCODE:Veronica完全版 アドベンチャー(アクション) カプコン PS2
 下のソフトの完全版。で、予告通りPS2版を購入しました。
 内容はほとんど一緒です。違いとしては所々追加のイベントが増えてる程度のようです。後はDC版との違いというのか、OPムービー等でPS2版の方が「艶」があるというか、そういう質感的な差が感じられました。ただし、ゲーム本編の方は「無理矢理合わせたのか?」と思ってしまうほどDC版と同じに見えました。(けど、ちゃんと比べると差があるのかも?あまり自信無し(^^;))
 そしてお約束のタイムアタック(というよりは「ランクS」狙いだけど)のプレイも何回か挑戦してみたものの、いまだ達成できず…(;_;) 何せ今回通してのプレイ時間が結構長めなので(と言ってもランクSレベルだと4時間位)途中で失敗してしまうと、疲れてしまって続けて挑戦する気にはなれないんですよね。速い人では2時間そこそことか2時間弱なんてとんでもない時間でクリアする人もいるようですが、私はとてもそこまで極められまへん…ま、もう少し頑張ってみます。

バイオ・ハザードCODE:Veronica アドベンチャー(アクション) カプコン DC
 DCソフト第2弾。これも本体と一緒に入手したもので、「完全版」が出ないうちにさっさとプレイしてしまおうと思い、やってみました。(^^;)
 ストーリーはバイオで活躍したクレアの主人公クリスの妹)のその後という事で、の続編の意味合いがあります。兄貴とはやっと会えるし、で死んだと思われていたウェスカーだとか、アンブレラ創始者の子孫なんてのまでが登場して、かなり今までの謎が埋まってきます。そのためか今までに比べて若干ボリュームが増えた印象も…でも2時間位でクリアしちゃう人がそれなりにいるんだよなぁ。(^^;)
 さてハードがDCになって見た目的にはどうかというと、ムービーは当然ですが綺麗ですね。ゲーム中のグラフィックはというと、まぁ確かにポリゴン数が多くなって解像度も上がって(?)なかなか綺麗です。ちょっと色味が淡かったり、リアルというのとは違いますが。個人的にはどちらかというと「こんなもんか」という気も。というか、PS版ですでに結構なクウォリティが出ていたので、そういう味気ない印象になっちゃうのかも。しかしムービーとゲーム中とで顔違い過ぎ>クレア(笑) あと途中ちょっと「パライヴ?」とか思っちゃう場面がありました。
 プレイした感じは今までのバイオとそう変わらないです。ただし、DCのコントローラのせいで操作感というかその辺はやはり変わって…めちゃ疲れました(笑) やっぱDCコントローラ使い辛いっす。ホールド感もあんまり良くないし。ま、それは余談ですが。
 で、結局1回クリアしましたが、クリアタイムは12時間オーバー。まぁ初回だから仕方ないとは思うけど、これで何回かやれば2時間クリアできるのか?という感じ。毎回思ってはいるのだけど、今回は1/6に減らさなアカン…ま、それはPS2の「完全版」にて挑戦することにしましょう。

タイピング・オブ・ザ・デッド タイピング セガ DC
 ここに初めての登場!DCソフトです。
 最近いわゆるタイピング練習ソフトの類は巷に溢れています。が、アーケードゲームとして出たのは今のところ唯一このソフトだけではないでしょうか?だからなのかもしれませんが、他のソフトに比べて純粋にゲームとしても楽しめる等、かなり良くできていると思いました。(と言っても、他に見たこと触ったことのあるソフトがそれほどある訳ではないですが。でもきっとそう。(^^;))
 私の場合長年キーボードに慣れ親しんでることもあって、いささかタッチタイピングには自信があったのですが、こういうゲーム色が強くなるとダメですね。ま、言い訳ですが(^^;)ゞ という訳で(?)何回かゲーセンでもプレイした事はあったものの、あまり成績は良くありませんでした。もちろん最後までクリアなんかもしていません。
 先日DC本体と一緒にこのソフト+キーボードも入手したため、こりゃやるしか!と思ってやってみました。しかしまだ最後までクリアしていません。というのも、本編よりも練習ゲーム(ドリルモード)の方に熱くなってしまったというのも原因でしょう(笑)いや、なかなかに良く出来てますよ。ちゃんと練習にもなるし。このモードをしっかりやり込んだら本編も結構楽に進めるようになるんじゃないかな?難しいけど(^^;)
 ちなみにこのゲームに出てくるタイピングの例文は結構おかしくて笑っちゃうのが多いです。凄く種類も多いみたいだし。

鬼武者アドベンチャー(アクション)カプコンPS2
 バイオハザードのチャンバラ時代劇版といった趣のアクションゲー。OPムービーはCG業界最大のイベント「SIGGRAPH」で大賞を取っただけあり、よくできている。(演出は黒澤映画をかなり意識しているように思えた)
 システムはやはり良くも悪くもバイオハザードで武器が刀になったという印象。謎解きなどもバイオ同様それほど難しくなく、話自体はサクサク進む。そしてお約束のように一定時間内に一定数以上の敵を倒すといった条件でクリアすると、おまけが増える。おまけで増えるゲームはパズル性もあってそれなりにやり応えがあったが、ちょっと難しいかもしれない。がんばればクリアできるレベルではあるが、それまでに嫌になってしまう人が多いかもしれない。(実際私も途中で投げ出しかけた ^^;) 言い換えればクリア後の達成感はそれなりにあるということか。
 キャラの操作性はバイオと同じ。ラジコン的なものなのでこれが苦手な人には辛いかも。ただ、武器のホーミング性能はかなり良いのと刀の攻撃性能のおかげで、戦闘についてはあまりストレスを感じないで済んだ。うたい文句のように切って切って切りまくるというプレイができる。
 グラフィックはPS2らしく、なかなか細かい所まで表現されていた。特に主人公は俳優の金城武がモデルなので当然として、敵キャラについてもかなり作り込んであるものがある。着物の表現には苦労してそうだった。武器の刀はなかなか格好良いと思う。
 何故かは分からないが、MPEGムービーの部分はちゃんと飛ばせるのにリアルタイムムービー(イベント部分)が飛ばせなくてイライラさせられる事もある。こういう何度か繰り返しプレイするタイプのゲームでは冗長部分を飛ばせる機能は必須だと思うのだが…バイオでもそういうとこあったなぁ。こだわり?

コリン・マクレー・ラリー2レース(ラリー)コードマスターPC(Win)
 以前PSでプレイしたこれの続編。同じくPS版も発売されていたのだが、どうせなら売りの一つである美麗なグラフィックでプレイしたいと思い、PC版を買った。しかしそれなりの画質でスムーズに動かそうと思ったら、それなりのPCパワーが必要になるのは仕方ない。ウチのマシン構成でも不足無くプレイできはするが、もう1段上の画質を求めるとグラフィックボードのグレードアップが必要。CPUの方はまぁ大丈夫だろう。
 ゲームとして特別何か進化した部分があるかというと、体感的にはあまり無い気がするが、細かく内部の処理はリファインされているらしい。あ、見た目的には車体が綺麗になってる以外には、クラッシュ時の壊れっぷりが細かいし結構凝ってます。(^^;) それと、アーケードモードというのが増えてますね。他のレースゲームと同様何台かの車が一緒に順位を争うというモードです。さすがにこのモードだと重くて同じ設定では処理落ちしてしまう。

バウンサーRPA(ロール・プレイング・アクション)スクウェアPS2
 ロール・プレイング・アクションという新ジャンルを打ち出してきた作品。スクウェアと「トバルNo.1」のドリーム・ファクトリーの共同制作で、アクションというよりは格ゲーの要素を強く取り入れています。「トバル」シリーズや「エアガイツ」といったゲームをやった事のある人なら、おまけのダンジョンRPG風ゲームを1本立ちさせた感じと考えてもらえばイメージが近いと思います。
 ストーリーを簡単に紹介すると、ある店の雇われバウンサー(用心棒)3人が、さらわれたマスコット的存在の女の子を救い出す過程で出会う敵達を倒しつつ進む、という感じです。1本のストーリー自体は短いけど、主軸を元に3人分それぞれの違った観点からのバリエーションが展開されるので繰り返しプレイすることになり、そういう意味ではこの長さは妥当でしょう。けど、個人的にはやっぱり内容も薄くて物足りなく感じてしまう。しかも途中どうも納得が行かないというか謎な部分があってスッキリしなかったりするし…
 システムとしてはこの敵達を倒しつつという部分で格闘が絡んでくる訳で、ここはまんま格闘ゲーです。が、従来の普通の格ゲーともちょっと違うのが、自分で操作するのは1キャラクターだけど、味方が他に2人いるし敵も同時に複数現れそれぞれが入り乱れて格闘するんです。ステージも「エアガイツ」のように通路や部屋全体とか広場といった、かなり広い空間の中で戦闘を繰り広げることになります。さらに場合によっては敵や味方が倒した相手が吹っ飛んできて、それに当たったら自分もぶっ倒れるなんてこともあるという、なかなか凄いことをやってるなと思いました。(DCのシェンムーもこんな感じなんだろうか?)
 まぁ全体的にまだ実験的なソフトと言った感じがする訳ですが、それにしてももうちょっと何とかして欲しかったと思う部分もあります。このソフトはDVD Diskなんですがとにかく途中のロードが多い上に長い。しかも途中のセーブデータからのリプレイをしようと思った時、プレイを始められるようになるまで結構操作が煩雑でわりと時間を食うという感じで、まるでPSが出た当初に戻ったような印象でした。何回かクリアすると味方も強くなるかわりに敵も強くなっていくので、後半は結構途中でゲームオーバーになってリプレイしなければならなくなってしまったのが、このせいでイライラさせられました。次回作(?)では改善されるよう期待します。

そういえばコーエーの「真・三国無双」はもっと一杯キャラがでてきて戦闘してたなぁと思い出しました。

ファイナル・ファンタジーRPGスクウェアWSC
 ワンダースワン・カラーと同時発売ソフトで、私は本体同梱セットで買いました。結構RPGをプレイするようになったのが遅い方な私にとっては(ちなみにFF6が初めて)当然これが初プレイでした。
 グラフィック等はWSCに合わせて細かくリファインされているため、見た目的にはあまり古臭さを感じませんでした。実際ゲームをプレイしてみても、古臭さというのはあまり感じなかったかも。もちろんシステム的にも幾らかリファインされてるそうでそのせいもあるかもしれないけど、そう割り引いても今でも色あせないゲームであると思えます。と同時に、前にGB版のDQ1をプレイした時の感覚とを比べて、やっぱり私はDQよかFFが性に合ってるようだと再確認した次第です。(^^;)
 とにもかくにも「あぁこれがFFの原点なんだな」という感じで満足できる作品でした。

クロノ・クロスRPGスクウェアPS
 スーファミで好評でPS版も発売された「クロノ・トリガー」の続編。
 最近のスクウェア作品の特徴である美麗なグラフィックは、この作品でも「これがPSか」と思わせるほど健在でした。キャラクターモデルも制限されたポリゴン数でありながらほんと良くできてると思います。動きも手付けながら色々細かい動きまであって見ていてあきません。
 システム的にはトリガーと特別共通した所は無いです。グラフィックもキャラクターその他が3Dにグレードアップされてるし、戦闘システムもエレメントという新しい要素を入れています。このエレメントが魔法として使えるけど、基本的には1回の戦闘にそれぞれ1回しか使えないというのがミソですね。エレメントは各キャラクターごとに持てる数が決まっていて、また強いエレメントを使うにはまず直接攻撃を何回か敵にヒットさせないといけない、とかちょっと面白い方式になってます。個人的には、パーティーキャラクターを入れ替えるたびにエレメントの配置をいちいちやり直さないといけないのが、ちょっと面倒だったかな(ものぐさだから ^^;
 今回仲間に出来るキャラクターが総勢44名もいるので、これを全部集めたり各自固有の技を集めたりとかやってると、かなりプレイボリュームが増えますね。しかも1回クリアした位じゃ無理だし。それでトリガーと同様今作にも「強くてニューゲーム」が用意されています。これを利用すれば2回目のプレイは楽チン楽チン。(^^;) しかも、今作にはさらに「強くてコンティニュー」というモードも用意されているので途中のセーブデータがあればもっと楽チンに進めることができます。
 ストーリー的には前作の後の世界ということですが、あまり前作のストーリーを意識させるような内容にはなっていません。まぁ重要な部分ではしっかり絡んでたりするし、細かい所でネタが含まれているので、そういう所では思わずムフフとなってしまいます。今作は前作のタイムワープと違ってパラレルワールドで話が進みます。それだけに途中で混乱してしまいそうにもなりますが、ストーリー的に上手くまとめてると思いました。
 それとこれまた前作と同様、2周目以降のプレイではクリアするタイミングで何種類かのエンディングが楽しめるようになってるので、やはり1回クリアしたから終わりという気にはならないですね。この辺うまいよなぁ。(^^;)

モトGPバイク・レースナムコPS2
 4輪ものは多くあるけど、2輪もののレースゲームって特にコンシューマー向けにはなかなか珍しい。4輪ものではリッジシリーズで地位を築いているナムコが今度は2輪ものを出してきた。(まぁすでにアーケードの方でそれなりの評価を得た後のことではあるけれど)
 PS2用ということで、グラフィック的には文句無し。というか、リプレイを見ていると、ほとんどTVのレース中継を見ている気分になる位です。これは単にモデルがよくできてるというだけでなく、カメラワークや細かいモーションやその他エフェクトまで含めた全体の演出が良くできてるということでもあるでしょう。はっきり言ってウチではこれが見たいだけのためにこのソフトを買ってしまったようなもんです。(ほんとはもう1つ理由があるけど)
 バイクゲームということで、動きとか操作性はどうなんだろうと思ってたんですが、思いのほか違和感無く操作できました。1台だけで走らせていると、ちょっと2輪車のラジコンを走らせてる気がしてくることもありますが(^^;) ただ、自分ではまだ試してませんが、アシスト機能を切るともっと実車に近い感覚を味わえるようになるみたいですね。
 実はこのゲーム、まだあまりやりこんでません。(^^;)ゞ 当面の目的を果たしてしまったのと、他のゲームを始めてしまったためなんですが、勿論それだけで終わらせるのは勿体無いので、また暇を見ながらチマチマ楽しもうと思います。

ファイナル・ファンタジーIXRPGスクウェアPS
 言わずと知れた定番RPGシリーズの9作目。この9がシリーズではPS最後の作品となります。原点回帰が謳われていただけに、ウチでもかなり期待していた1本でした。そして、その期待にキッチリ応えてくれたのでした。
 世界観は最近の7・8に比べ、かなりシリーズ前半寄りになって「ファンタジー」な雰囲気に戻ってます。グラフィックはこれまでの進化を踏襲して美麗。でもキャラクターは4頭身ほどのデフォルメが入ったデザインで動きがまたキャラに合ってますし、私としては8のようなリアル路線よりも好みです。
 ストーリーは全世界(だけでなく異世界まで)を巻き込んだ展開を見せ、キャラクターごとにそれに立ち向かう意味を持たせつつ絡ませるという、分かりやすいけど単純ではないというもので私は結構気に入ってます。(少なくとも8よりは全然良い)
 システム的には4〜7の要素を混ぜてアレンジしたって感じでしょうか?(ちょっと乱暴な見方かな ^^;)アビリティという要素がありますが、7のマテリアシステムの要素が混じってます。最初は結構これを揃えるのは大変かな?とも思ったんですが、何だかんだとやっている内に結構揃ってしまいました。でもやっぱり中でも後半まで有効なものは限られますね。特に「いつでもリジェネ」は覚えておくと後半非常に楽になります。あとは状況に応じてステータス異常を無効にする類のものでしょうか。主人公のジタンには「盗賊のおきて」ですね。
 あと今回青魔法は特定キャラ(クイナ)の「食べる」という特殊コマンドにて覚えます。覚えられる魔法を持っている敵を弱らせておいて、このコマンドを使うと敵を倒してその魔法を覚えます。とりあえず私はあと5つという所まで集められました。また、今回は主人公ジタン(ウチの場合はガリオンでした。分かる人いる?)の「盗む」コマンドもなかなか重要ですね。これで回復アイテム系を盗んでいれば店で購入する必要もあまり無いし、ボスキャラからは強い武器や防具が早めの時点で入手できます。おかげで私なんかは主人公はほとんど盗むコマンドばかりに終始するというはめに…(笑)
 また今回も色々細かいミニゲームも幾つかあり、中でもチョコボ関係とモグネットにちょっとハマってしまいました。(^^;) でもこれらは最後までプレイするとそれなりの恩恵があるので、やり甲斐はあるでしょう。それに間接的な恩恵として、サクサク進めるよりもずっとレベルが上がるというのが大きい(笑) 私はこれで結構最後高いレベルでボス戦にいったので、それほど苦労せずにクリアできました。ちなみに主人公でLv66、その他が大体Lv58位でした。あとはカードゲームか。これは8よりも面白いと感じました。なんでだろ?(^^;)
 そうやって寄り道もしながら進めたためか、最後のセーブデータ上でプレイ時間が85時間を越えてしまった。でも、8を進めた時のような苦痛は全く感じず、堪能したという印象が大きかったです。
 いよいよPS2で稼動する次作の10もこうだといいなぁ…

ブレス・オブ・ファイア4RPGカプコンPS
 カプコン作RPGの人気シリーズ最新作です。背景は3Dなもののキャラクター等はカプコンお得意の2Dグラフィックアニメーションばりばりです。それがまた不思議に背景3Dにも馴染んでる感じで私は好きです。2D部分はほんと綺麗ですね。ポポロクロイスの時も思いましたが、2Dでもまだまだ行けるじゃんて感じです。(^^;)
 今回は久々に本とか雑誌の攻略情報をなるべく見ないでプレイしました。ソフトの説明書に載ってる程度の内容については(特にコンボの属性とか)若干1冊の雑誌に載ってた情報で補ってましたが。それでも充分進められました。竜水晶も全部自力でゲットできたし、ドラゴンは一部情報からヒント貰ったりもしたけどこれも全部会えました。なので、結構ユーザーフレンドリーなデキなんじゃないでしょうか。もちろん色々やり込もうと思ったらやはり攻略情報は欲しいかな。
 ストーリーも分かりやすくて良かったです。まぁそれだけに物足りなさを感じる人もいるかもしれないけど、個人的には最近の小難しい作りのものより好きですね。何より自分が今どういう目的で行動してるのか見失うようなことが無いというのが助かりました。
 システム的には今回新しく戦闘時のコンボというのがあります(あれ、前からあったっけ?)。魔法や体術をある法則に従った順で使用すると、それが連携してより強力な技が発生するというもの。まぁ今では珍しくないシステムですが、このゲームなりに消化されてたと思います。組み合わせを探るのも結構楽しかったかも。あとは所々にミニゲームが挿入されますが、これはゲームとしては今いちだったかな?あんまり連続してやりたいとは思えなかったです。が、実はこれがある部分に結構重要な要素になってたらしくて、それを最初から知ってればある程度やり込んだかも?(^^;)
 その他従来からあるつりゲーや師匠への入門やら妖精村とかも健在。今回はあんまりやり込むつもりはなかったんですが、それでもついついハマってしまいそうになりました(笑)おかげでもっと早くクリアするつもりが結構時間がかかってしまい、FF9を発売日に開始できなくなったとさ(爆)

FIFAサッカーワールドチャンピオンシップスポーツエレクトロニックアーツスクウェアPS2
 普段スポーツゲーはほとんど手を出さない私が久々に買った1本です。最近TVでもJリーグ海外リーグに限らずサッカーを観るようになってきて、そのせいもあってムクムクと興味を持ってしまいました。そろそろ新しいPS2のソフトも欲しいなぁと思ってたという事もありますが(笑)
 ここの所各メディアに露出度高いのでどんな感じのゲームかというのは省きます。まぁグラフィック面は同様にCM等の見たままで、逆に私的にはそれ以外は特にコメント無いです。あ、顔は一応各人に似せようともしてるみたいだけど、何かヤダ(笑)
 それはそれとして、当然だけどAIとかも進歩してますよね。私はファミコンのサッカー位しかやったことないんですが、敵や味方のNPCなんかも昔みたいに「何でそうする!」という場面がかなり少いみたいです。(全くは無くなってないけど仕方ない)自キャラも結構動かしやすいし。まだ操作とか戦術とか慣れてないんでアレですが、それでも結構実際のゲームを観戦してるような気分にさせてくれる場面なんかが起こって、自分でプレイしてながら結構熱くなっちゃったりします。
 ただ、現時点ではあれだけ色々いるキャラの個性とか特長みたいなのがプレイに現れている感覚があまり無いです。システム上そうなのか、単に私がその感覚を掴めてないだけなのかは分かりません。他のソフトはどうなのかなぁ?
 とりあえず、まだ出たばかりでちょっとお高めだけど、それなりに満足できる1本ではあります。

ヴァルキリー・プロファイルRPGエニックス/トライエースPS
 イラストのタッチとかBGMの感じが何か似てるなぁと思ったらRPG「スターオーシャン」を作った所の新作でした。ほとんどグラフィックの美麗さと雑誌でチラっと見た戦闘システムに興味を惹かれ、ほとんど発売日に買ったは良いものの、何故かその後ずっと押入れに入ってました。(^^;)ゞ
 グラフィックは途中ちょっとムービーとかに3Dが使われてたりもしつつ、最近じゃ珍しくほとんど2Dでしたがクウォリティは高かったです。キャラも良く動いてたと思うし。(パターン数凄いことになってるんだろうなぁ ^^;)
 興味を持っていた戦闘システムもなかなか楽しかったです。ちょっとナムコのテイルズに似てるようなアクション系のもので、ボタンを押すとそれに割り振られたキャラが攻撃をするという感じ。その攻撃が連続で当たるとコンボとしてカウントされ、それによって強力な技を追加することもできるようになります。
 ストーリーは神界で起こった戦争に人材を派遣するために人間界で魂(つまり死んだ人 ^^;)をスカウトするというもの。スカウトしたままだとパラメータ不足なので、人間界にあるダンジョンで経験値を稼いでから条件に達したキャラを送ります。送ってしまったキャラはその後使えないので、その辺も考慮しながらパーティーを組まないといけない。…と聞くと何やらやたら戦略性めいて聞こえるけど、実際はそこまで悩むような事じゃなかったです。まぁ親切っちゃ親切な作りと言えるのかな?
 あとは各キャラごとにドラマぽいものがあって、それぞれが絡み合ったりその後のストーリーに影響を与えてたりするようなものもあるんだけど、何か結局はぶつ切りというか細切れというか、大した重要性も感じられませんでした。そのせいで全体を通してのストーリーみたいなのも感じられなくて、目的のスカウトと育成だけのためにプレイするような印象を受けました。それがまぁ不満点でしょうか。実際には3つあるエンディングの内のグッドエンディングを見るために、攻略本片手にかなり本筋を追ってプレイしてたおかげで不満度も小さくて済みましたが(笑)
 難易度としてはこれまた低い方じゃないでしょうか。ボスキャラも特別苦労した印象もなく、かえって途中雑魚キャラに苦労することがあったりして。(^^;) ダンジョンも基本的に一回倒した敵は再度入り直さない限り出てこないので、楽と言えば楽。ただし一部アクションパズル的要素があって、かなりクリアするのに苦労した部分があったりもしました。
 全体的な感想としては、グラフィックの美麗さと戦闘システムには満足。その他は…まぁ損したとは思わないですが、ちょっと期待外れな部分はありました。

ベイグランド・ストーリーRPGスクウェアPS
 オーガシリーズで有名な松野氏によるスクウェアでの第2作。システム的には3D見下ろし型のアクションRPG。パーティーは組まず最後まで孤独に主人公1人でのプレイになる。レベルアップの概念も無く、変わりに武器や防具を段々と強くしていくというタイプ。あ、キャラのHPやMPといったパラメータはボーナスポイントとしてある程度アップしていきます。
 戦闘システムは以前紹介したレジェンド・オブ・ドラグーンで不満だった点が解決されたようなものでした。通常攻撃だけでも渡っていけるんだけど、追加攻撃が決まるとお得。でもタイミングとか掴めないと失敗もしますよってもの。難し過ぎず簡単過ぎずバランスも良かったと思います。魔法も使えるんだけど、自分や相手のパラメータを増減する補助魔法以外最後まであんまり使いませんでした。使うともっと効率よく戦えたんだろうか?でもMP少な目だったしなぁ。
 ストーリーは割と淡々として謎みたいなもんも無く、下手すると話ってばおまけ?という気もしてしまうほどあっさりした印象でした。グラフィックはPSとしては上出来、特にキャラクターが良くできてました。モデリングが良いというより、全体の動きや細かいしぐさみたいなもの、それから顔の表情が変わるというのが凄い。表情をテクスチャでアニメーションさせてたんですが、これって他にやってるゲームあったっけ?
 欠点というか個人的にちょっと気になったのは、敵ごとに適した武器というのが決まってきて(武器の生成の仕方にもよるけど)結構途中で頻繁に装備を代える必要があったという点。メニューの構成のせいもあって、ちょっと面倒でした。
 で全体的な評価としては…ゲームとしては何かやりごたえという意味で言うとちょっと拍子抜けというか、何かよく分からないうちに終ってしまったという感じでした。システム的には良くできてると思うんだけど、RPGゲームとして見ると今いち狙いどころが不明瞭というか…あくまで私の主観ですが。別に楽しくなかったという意味ではないんですけどね。

クーデルカRPGサクノス/SNKPS
 元スクウェアの開発者が独立して作ったサクノスの作品。最近ちょっと少なくなった感のあるダークな雰囲気と美麗なグラフィックも評判で楽しみでした。
 全体のボリュームとしてはCD4枚組というわりにはかなりサクサクと進み、実際プレイ時間も全体で30時間程度というところだと思います。早い人なら早解きを意識しなくとも20時間台で終わるんじゃないかな?やはりムービーにデータを食っていたようです。(^^;)
 敵のほとんどはゾンビ達で、皆酷いことをされて殺されているため、例えば腹辺りから上が無いやつとか、首から上が無くてガラスの大きな破片が何本か刺さってて痛そうなやつとか…結構キてます。
 そんな中でやはりヒロインのクーデルカちゃんは際だつ華でした。顔だちは私のモロ好みって感じ。性格はきついけどね(笑)ただ、評判のわりには動きにちょっと違和感を感じてしまいました。モーションキャプチャーを使用しているハズなんですが、まぁ多少カクりがあるのはいいとして、どうも微妙に「何か違う」と感じさせる部分が残ってるというか…モデルやアニメーション全体的にはそれなりのデキなのでかえって気になるのかも。
 難易度としては意識的なレベル上げもほとんど必要ないしプレイ時間も短いし低い方だと思いますが、ちょっと謎解き部分に躊躇することがありました。次にどこへ行って何をすればいいのかが、すぐには思いつかなくなってしまう事が何回か。あと結構進めないとマップが参照できないのと、そのマップ自体見ても現在位置や館の中の部屋構成なんかが把握しずらくて辛かったです。(私がそういうの苦手なだけって話もあるが)ノーヒントだったら倍位時間かかってたかも。
 まぁそれでも普段に比べれば今回のプレイではほとんど攻略記事らしい攻略記事は参照してないです。マップと詰まった時のヒントを少々って感じ。(え、十分?(^^;)ゞ)

ファンタヴィジョンパズルSCEPS2
 PS2ソフト購入第3弾はこれです。(ちなみに第2弾はリッジと一緒に買ったエターナル・リング)
 PS2公式発表時のデモにもあったパーティクルレンダリングを駆使した「花火」を題材にしたゲームと、何というか出るべくして出たというようなソフトです。パズルゲームとは言え、かなりアクション性も要求されます。こういうのって結構子供の方が得意だったりするんじゃないかと思うのは私だけだろうか?(^^;)
 このソフトの注目する所はやはりグラフィックだろう。まさに花火なのだ!まぁ色味とか形は当然ゲームということでそれなりのアレンジがされているのだが、ゲームでここまで「見ていて気持ちよい」花火を表現しているものは無かったんじゃないだろうか。(そもそも花火ゲー自体あんまり無かったけど。PCソフトで花火シミュレータ的なものがあったが、どんなものかは良く知らない)一言で表現するなら、簡単に「奇麗」。画面一杯に花火の飛び散る様は爽快でさえあります。実は私も花火のリアルタイムCGでの表現にはいつか挑戦したいと常々思っていたのですが、これはかなり私のそのイメージに近いです。なもんでちょっと「こりゃやられた」という感じ。(^^;)ゞ PCのスクリーンセーバーとかにも花火ものは幾種類かありますが、それと比べても個人的にはこのソフトが一番だと感じてます。
 さて、だからといってグラフィック以外は見るところが無いのかというと、そんなことはありません。
 肝心のシステム、パズル要素もルールや操作法は単純ながら(だからこそ?)なかなかハマリゲ−の要素を備えている気がします。テトリスやぷよぷよに代表されるパズルものに通じるものが確かにあります。(連鎖とかもあるしね)が、反面もう1・2要素味付けが欲しかったような印象が残りもする…んですが、どこがどうとはちょっとはっきり説明できません。(何となくって感じなんです)
 まぁとりあえず、途中のステージでゲームオーバーになってしまうと単純に悔しくて何回もやり直してしまうという、これはすでにハマり状態の1歩手前ではないでしょうか?(見方によってはすでに…(^^;))


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